2020.4.15 仮想通貨マーケットレポート【BTCはなぜ小幅なレンジか?ポジション管理に注意が必要なタイミング】

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NY市場はダウが反発、新型コロナの感染拡大がもうすぐピークではないかとの思惑より、経済活動再開が早期に開始するとのではと期待され幅広い銘柄が買われたようだ、S&P500は過去最高値から直近安値の半値戻しを達成、ダウは前日比558ドル高で終えている。VIX指数も下落傾向が続いているが金は高止まり。

BTCは小幅なレンジ相場。高値のメドは直近高値78万台で上抜ければ再び80万台がターゲット。下値のメドは直近安値の71万台前半。金が史上最高値を更新したり、ダウが大きく上昇してもBTCには追い風が吹かないことから、完全なリスクオンになるまでプレイヤーが様子を見ていると思われる。80万台回復には力不足であるがボリンジャーバンドの収束からエネルギーを溜めこんでいる状況が推測できるため、レンジブレイクには素直に反応が吉と思われる。引き続きポジション管理にはご注意。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12