2021.4.8 暗号資産マーケットレポート【アルトコインに連れ安のビットコイン】

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昨日のビットコイン相場は下落。ビットコインは59,000ドルから60,000ドルの上値が重く推移する中、アルトコインがリップル主導で下落したことが影響したのかビットコインも下落。58,000ドル付近から今日の朝方には55,000ドル付近まで3,000ドルほどの下落を見せた。

リップルは日本円で一時120円付近まで上昇していたが上昇基調も継続できず、100円割れの水準まで調整安。そのほかのアルトコインも軒並み下落しており、仮想通貨市場全体が調整ムードとなりつつある。

昨日は米国市場でFOMC議事要旨が公表され、資産買い入れ縮小は時期尚早と改めて緩和姿勢が明確になったことを受けて米株は堅調な動きに。

ビットコインは引き続き緩和政策が継続する中資金流入が促されるため、底堅い展開がまだ継続することになるか。短期的にはある程度押し目を作っているため今日は短期的な戻りを狙ったロングメイクが正解か。

テクニカルでは下落方向を示唆しているため、57,000ドル-58,000ドル付近までのロング程度で狙っておいたがほうが賢明と考えている。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12