2021.4.7 暗号資産マーケットレポート【ビットコインは再度調整ムードに】

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昨日のビットコイン相場は下落。再度59,000ドル乗せを果たしたが、NY時間上値の重さに嫌気が指したのか徐々に下落する動きとなり、56,000ドル台半ばまで下落する動きとなった。

昨日は仮想通貨の投資会社グレースケールがChainlinkをポートフォリオに採用するということが公表され、LINKが反応。また、アメリカのポール・チューダー・ジョーンズ氏が自身のファンドでビットコインを保有していることがSECへの提出資料でわかった。

ビットコインはハッシュレートが上昇してきいる他、先物ロングのポジションも減少してきている動きも出ており、ここからは両サイド考えておきたい状況。

また、リップルが引き続き底堅い展開となっており、イーサリアムも堅調なことからアルトコインのターンは続いている様子。

アメリカの個人給付1,400ドルのフローがビットコインに流入する可能性があるなか、短期的には上昇圧力が弱まっているため、素直に相場が動いた方向に今日はついて行きたいか。

テクニカルでは方向感なく推移。二番底をつけてから上昇が続いていない状況だが、上にも下にも可能性があるため、ここは方向感を持たずについていくことがベター。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12