昨日のビットコイン相場は上昇。足元一時的に調整安のビットコインだったが、現物の買いが優勢となるなか上昇する動きとなっており、一時58,000ドルまで回復する動きを見せた。
イーサリアムも堅調な相場展開となっており、一時前日比10%程度の値上がりを見せている。昨日のニュースでは欧州系の航空会社がイーサリアム決済を導入しており、イーサリアムがこのニュースに反応した格好。テクニカルでもある程度押し目からの反発という動きになっていたことも買いやすいチャートの動きとなっていたか。
米国市場はS&P株価指数が反落する中で米債金利は上昇する動きに。ドルインデックスも上昇しておりドル円は109円台後半まで上昇。足元機関投資家のビットコインへのフローが停滞していることがポイントとなってきており、一旦ビットコイン上昇トレンドの山場を迎えている様子。
テクニカルでは上昇方向を示唆しており、60,000ドルが視野に入ってきている。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら
The following two tabs change content below.
中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 脱炭素に向けた補助金制度ー東京都・大阪府・千葉県の事例 - 2024年10月22日
- 韓国のカーボンニュートラル政策を解説 2050年に向けた取り組みとは? - 2024年10月7日
- NCCXの特徴と利用方法|ジャスミーが手掛けるカーボンクレジット取引所とは? - 2024年10月4日
- Xpansiv(エクスパンシブ)とは?世界最大の環境価値取引所の特徴と最新動向 - 2024年9月27日
- VCMIが発表したScope 3 Flexibility Claimとは?柔軟なカーボンクレジット活用法を解説 - 2024年9月27日