2021.3.22 暗号資産マーケットレポート【60,000ドル台が遠いビットコイン】

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週末のビットコイン相場は上値が重く推移。60,000ドルの大台を何度も試すもブレイクに失敗し57,000ドル付近まで押し戻される展開に。少し足元は調整ムードの様相が続いており、徐々に三角保ち合いの形状となっている。ニュースとしては、ブラジルでビットコインETFの承認や米ヘッジファンドSkybridge社によるETF申請等の材料が出ていた。

一方、リップルは米証券取引委員会(SEC)との裁判の中で、XRP保有者が再支援を行うと報じられたことで堅調に推移しており、週末は10%以上の値上がりを見せている。

週末はNY株に連動するような動きで60,000ドル乗せも一時あったが、結局失速する動きとなっており、引き続き平日は株の動きに注視しながらの動向となりそう。

テクニカルでは三角保ち合いとなってきているため、抜けた方向についていくことがベターのような動きとなっており、両サイド考えるべき環境か。個人的には、アメリカの経済対策における一人当たり14万円の給付があるまでは上方向でみておきたいと思っており、そこからは調整ムードになると考えている。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12