昨日のBTC相場は上は83万円台半ば、下が58万円台半ばと、2017年を彷彿させるボラティリティの中で、心理的な節目を破ったことから次なる目線は2018年末の30万台となっているほど売り圧力が強い印象。
昨日のNY市場は史上最高値から20%以上下落し、リセッション入りが確実となった模様。新型コロナの世界的な蔓延で全世界的にリセッション入りするとの懸念からVIX指数も2008年の金融危機以来の高水準。FRBは12日、ドル資金調達市場にひっ迫が見られたため大規模な資金供給計画を発表。トランプ大統領は五輪の1年延期を示唆するなど先行きは明るくないイメージ。引き続きBTCはダウに連動したような形となっている。
週末の動きは小幅なレンジで推移。550,000円-680,000円の水準をどちらにブレイクするかが短期的なポイント。ボリンジャーバンドは週末狭い範囲で推移していたが、朝方上方向にバンドが拡大するも失速。騙しの可能性もあるので注意。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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