60,000ドル手前で叩かれていたビットコインは先週末、上値をブレイクしストップロスを巻き込みながら62,000ドルまで上昇。
本日午前中には一旦短期的な利益確定のフローも入り、58,000ドル台後半まで調整するも、底堅い展開が継続している。米債10年金利がNY株に影響している環境下、再度金利上昇から、株が反応する形となることを警戒され、リスクアセットを中心に上値が重くなる中でビットコインも一旦調整する形となった様子。
昨日の気になる点は、ビットコインが最高値を更新する中で取引高があまり伸びてきていないことや、BTC投信への資金流入が細っていること。取引高を伴う上昇であればまだトレンドが強いと判断できるが、ここから更なる上値を追っていくかどうか半信半疑とも言える。
しかし、アメリカの経済対策による個人給付の話題があるため、そのタイミングでビットコイン含めた暗号資産市場への流入があることから底堅くは推移するか。
テクニカルでは上昇基調が継続しており、急落した局面ではロングで拾いつつ確実に取って行きたい。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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