昨日のBTC相場は上は84万円台半ば、下が79万円台半ばと、昨日もボラもある中で、80万台を割る場面もあったものの、その後は小反発、下押し圧力のが強い印象。昨日のNY市場はトランプ大統領による給与税の減税の財源が示されていないことから実現を疑問視する見方が広がっていることや、WHOが今回の新型コロナについて「パンデミック」の認識を示したことで世界経済の減速懸念に拍車がかかりダウは大きく値を下げる形となった。一方で米10年債は0.8%を回復するなど先日との変調か?引き続きBTCはダウに連動したような形となっている。
短期的なテクニカルはレジスタンスラインを突破し上方向を示唆。取引高も下落時よりも上昇時に増加している傾向から本日は買い方向でトレードすることがベター。戻りはレジスタンスラインが押し目と考えてエントリーする方法もありか。1週間スパンでみるとまだ下落中の戻しという見方もでき、戻り目処は31.8%戻しの860,000円付近、そして半値戻しの位置である905,000円付近がターゲットとなるか。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら
The following two tabs change content below.
中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 脱炭素に向けた補助金制度ー東京都・大阪府・千葉県の事例 - 2024年10月22日
- 韓国のカーボンニュートラル政策を解説 2050年に向けた取り組みとは? - 2024年10月7日
- NCCXの特徴と利用方法|ジャスミーが手掛けるカーボンクレジット取引所とは? - 2024年10月4日
- Xpansiv(エクスパンシブ)とは?世界最大の環境価値取引所の特徴と最新動向 - 2024年9月27日
- VCMIが発表したScope 3 Flexibility Claimとは?柔軟なカーボンクレジット活用法を解説 - 2024年9月27日