2021.3.10 暗号資産マーケットレポート【ビットコインは上昇トレンド再開】

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昨日のビットコイン相場は上昇。51,000ドル付近のあたりから56,000ドル前までつけており、再度2月22日の高値である58,000ドルを伺う勢いとなっている。週末はCMEの窓が発生していたが、その窓を埋めても上昇基調は変わらずの動きに。

リップルを含めてアルトコインが総じて堅調な地合いなこともあり、ビットコインは上昇幅を拡大する動きとなり56,000ドル付近まで朝方上昇している。

JPモルガンによる暗号資産運用関連の商品申請やカナダでの3つ目のETF承認のニュース等、暗号資産市場に追い風となるニュースも売りにくい地合いが作られた模様。

今後の注目点は、米国の国民に給付する約14万円の支給される資金がビットコインに流れてくるかどうか。この資金が一旦暗号資産市場に流れてくると、更なる高値を伺う動きになると考えているが、一方でこの基調が1年継続するとは思えず、上昇に対して疑いの目を持ちながらついて行かざる得ない動きが継続しそうな状況。

テクニカルでは本日も引き続き上昇方向でのトレードで行うべき環境。下がったところは拾いつつ淡々と細かなトレードで攻めて行きたい。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12