2021.2.12 暗号資産マーケットレポート【ビットコインは再度49,000ドルを伺う展開に】

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昨日のビットコイン相場は上昇。一時45,000ドルまで調整安となっていたビットコインだが、米決済大手マスターカードや、米大手金融機関BNYメロンによる仮想通貨決済導入の報道、米配車サービスUberによる仮想通貨決済の検討等の大きなニュースが相次いだことで上値を伸ばす形となった。

ビットコインは9日につけた高値を若干ブレイクするような動きをしているが、完全に抜けている様子ではないものの、時間の問題のようなチャートの形となってきている。イーサリアムもビットコインに追槌するような形で上昇し一時1,800ドル台を回復する動きも見せた。

オプション市場では次に目立ったピンが48,000ドル付近にあるため、48,000ドルを綺麗に抜けてくるかが最初のポイント。その後は52,000ドルも少し意識されるようなピンとなっている。

テクニカルでは上昇基調が継続しており、50,000ドル到達は時間の問題かのような形状をしていることから本日は素直に下落した局面はロングメイクで細かく取って行くのがベターか。1日数千ドル動くのが当たり前の相場になっているため、数量をしっかりと考えながらトレードすべき状況。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12