昨日のビットコイン相場は上昇し1月29日の高値ブレイクをトライするも、同じラインで反落する動きに。一時38,000ドル台後半まで上昇したが、36,000ドル台まで急落し、その後37,000ドル付近での動きとなっている。
昨日話題となっていたのは米電気自動車(EV)大手のテスラCEOイーロン・マスク氏がTwitterでドージコインについて再度呟いたことで、ショートしている人たちを潰すようなコメントをしていたことによってドージコインが再度急騰する動きとなっている。
また昨日はDeFiで注目されているYearn.financeで資産の不正流出があり、3億円程度の被害があったことが明らかとなった。
昨日はNYダウが31,000ドルの大台を突破しており、リスクアセットは堅調な地合いとなっている中で、暗号資産市場も世界的な金融緩和の流れが継続しているような動きとなっている。ドルとビットコインの逆相関がみられていたが、足元は相関が弱まっている様子。
ビットコインのテクニカルでは一旦38,700ドル付近でレジスタンスラインが現れていることで、ここをブレイクするか注目。39,000ドルにしっかりと乗せてきた場合は40,000ドルの大台が見えてくる動きとなっている。短期的にはチャートが少し汚くなっているため、ブレイクしてから淡々と戻りを拾っていく保守的なトレードが今日は良さそうな印象。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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