昨日のビットコイン相場は一時的に31,000ドルを割れるも、底堅く推移しており、方向感の欠く展開。短期的なサポートラインが31,000ドルに形成されつつ、下抜けすると29,000ドルが視野に入ってくる動きとなっている。
イーサリアムも弱含む動きとなりそうだったが、NY時間反転上昇する動きを見せ、アジア時間の下げ幅を埋める展開となった。足元目立った上昇を見せているのがUniswapで数日で100%近くの上昇率を見せている。特段大きな材料は出ていないため需給としか言いようがない動きであり、そこに理由を求めるべきではないか。
テクニカルでは32,500ドル付近に小さなレジスタンスラインが存在しており、本日はそこを上抜けしてくるか確かめたいところ。また先日34,000ドルを上抜けしたような形で反落しており騙しにあったような形状となっているため上値は重たい雰囲気。需給的には大口のフローが止まりつつあり、取引高も減少していることから、戻り売り目線でそろそろ臨みたい。

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中島 翔
学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 【運営サイト】FXの車窓から

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