昨日のビットコイン相場は大幅上昇。節目と思われていた40,000ドルを一時突破する動きとなったが、その後大きな利食いのフローが入り36,000ドル台まで急落。その後利食い売りをこなした後は改めて買ってくる投資家のフローから40,000ドル付近まで上昇するも、現在その付近で上値を止められている状況。
昨日はリップルが30%以上の大幅上昇を見せている他、Makerに関しても大幅上昇する動きから、アルトコインにもバブルの様相が出てき始めている。
暗号資産市場全体では時価総額が100兆円を突破する動きとなってきており、年初からビットコインが上昇するタイミングでは機関投資家のポートフォリオ入れ替えなど大口投資家のフローが影響を与えていることから、今後も機関投資家の動向やフローをチェックしておきたいところ。
一方で米国市場では引き続き金利が上昇し10年金利は1.07%付近へ。ドルインデックスも反転上昇する動きとなってきている。もしも量的緩和からビットコインへ資金が一部流れてきているとするならば、逆回転が一時的に起きる可能性も否定できず。
テクニカルでは引き続きロングでしかポジションが取れないと言えるほど上昇トレンドだが、値幅に注意しながらしっかりと利益を積み上げることがベター。大きく利益を出そうとレバレッジをかけすぎると大火傷を負う可能性もある。エントリーは高値を超えてからエントリーしても十分に利益は取れるため焦らないトレードを。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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