Bloomberg報道、米Fidelityが数週間以内に機関投資家向けにビットコイン取引開始か

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大手資産運用会社のFidelityは、数週間以内にビットコインの売買を開始する予定だという。5月6日、Bloombergが報じている。

Fidelity Investmentsは、2019年に機関投資家を対象とするビットコインのカストディサービスを開始した。Bloombergの報道によると、Fidelityの広報担当Arlene Robertsは、すでに数社のクライアントをサポートしていると発言しており、カストディサービスにニーズがあること、準備が整い次第サービスを提供することを明かしている。また、サービスで取り扱う仮想通貨は、ビットコインにフォーカスしているとした。

Bloombergによると、441社の機関投資家にした調査では、デジタル資産に紐づいた金融投資商品の購入に肯定的な機関投資家は72%おり、57%は直接購入したいと結果が出ているという。

Fidelityがカストディサービスを提供したことで、機関投資家は常に盗難のリスクが孕む仮想通貨をはじめデジタル資産市場において、万が一の時の補償を受けられるようになった。機関投資家対象のビットコイン売買サービスを提供するようになれば、仮想通貨市場に機関投資家の資金が流入して取引高が増加することも想像に難くない。

【参照記事】Fidelity Will Offer Cryptocurrency Trading Within a Few Weeks

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立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。