未知のマルウェアにも有効。BITPoint、「AppGuard」を導入

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仮想通貨取引所BITPointを運営する株式会社ビットポイントジャパン(以下、ビットポイントジャパン)は11月5日、シグネチャファイルに依存しない未知のウィルスへの対策が可能なサイバーセキュリティソフト「AppGuard」の導入を発表した。同社によると、AppGuard2018年8月から導入が始まっている。

BITPointは、東証二部上場の株式会社リミックスポイントの完全子会社である株式会社ビットポイントジャパンが運営する仮想通貨取引所だ。BITPointでは、国内最大の25倍で信用取引が可能で、取引に必要な手数料が少額であることから頻繁な取引を行うユーザーでも使いやすいことが特徴に挙げられる。

従来のソフトは「検知型」と呼ばれるセキュリティソフトで、既知のウイルスは防ぐことはできても、新種のウイルスに関しては対応できない課題を抱えていた。今回導入されるAppGuardは、特許技術である「Isolation(隔離)技術」を特徴としており、適正に動作するプログラムのみを認め、正常にシステムが動作する仕組みとなっている。

AppGuardのライセンスを有している株式会社Blue Planet-worksは、サイバーセキュリティ製品及びサービスを提供する日本初のグローバル・サイバーセキュリティ・カンパニーだ。内閣サイバーセキュリティセンターが平成30年7月に公表した、「政府機関等の対策基準策定のためのガイドライン(平成30 年度版)」において未知の脅威への対策について、シグネチャファイルに依存しない方式を用いる製品の有効性がうたわれたことを受け、BITPointは堅牢なセキュリティシステム導入に向けて同製品の導入に至った。

顧客資産を預かる形でまとめて保管する仮想通貨取引所は、個人と比べて保有する資産額が遥かに大きく、サイバー攻撃のターゲットになりやすい。日本でも、大手仮想通貨取引所であるコインチェックやZaifなどで資産流出の事件が発生しており、こうした仮想通貨取引所のセキュリティ強化は必須だ。Fintechスタートアップというだけで持て囃される時代は終わり、金融業としての意識が求められる時代に差し掛かりつつある。

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