昨日のビットコイン相場は上昇。何度も45,000ドルあたりのサポートラインのブレイクを狙うような動きとなっていたが、昨日は上昇する動きとなり、49,000ドル台を回復。
下記のチャートでも三角保ち合いを上抜けするかという位置まで来ており、一旦は50,000ドルを超えてくる展開となりそうなことから、ブレイクしたら再度トレンド転換と判断してついていく予定。
仮想通貨市場全体も上昇するような動きとなっており、本日は引き続き上昇方向が継続するかどうかに注目。
サポートされたラインはフィボナッチで見ても止まりやすい位置となっており、そもそも足元の下落が流動性の薄い中の短期勢のちょっとしたフローであったため、クリスマスや年末に向けてラリーがそろそろ始まる可能性があるだろう。オンチェーンでも常にお伝えしている通り、中長期的な売り材料もなく、強気な状態。
センチメント指数も総悲観と言う状態であったことから、マーケットが傾くとその方向とは逆に動きやすいと言うのがマーケットの性でもある。そのためセンチメント指数とオンチェーンの動きが示すギャップというのは注目していた方がいいだろう。
米国市場は3指数が揃って上昇。米国債金利も10年金利は1.49%まで上昇しており、ドル円は114円台まで反発。
一方で注意しないといけないのは、取引高は当然ながらクリスマスに向けて低下しており、トレンドを作り出すには不十分の出来高の場合が多いということ。ノイズも多く発生するため、ちょっとした上昇でついていくような真似はしないほうが賢明。あくまで年末に向けて大幅に下落したらエントリーを検討する程度でいいだろう。
ドル円も114円半ばから上方向に大幅に抜ける予想もなく、淡々と売り上がって行きつつ113円台の戻しを狙ってもいいかと考えているが、無闇なエントリーは引き続き避けたいところ。
日経平均株価もテクニカルで見ると29,000円台前半にレジスタンスラインあるため、その辺りまで上昇してくればショートで検討。30,000円を目指す方向にはならないと考えているため、一番取引としてはやりやすいかもしれないと考えている。
またトルコリラが一昨日から急騰しており、トルコリラで銀行金利以上に損失を被った場合中央銀行が損失補填を行うという聞いたこともない荒技の政策を公表したことから、6円台から一時10円台まで高騰。その後7円台まで下落して9円台に戻す等ビットコインでもなかなかない値幅となっている。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら
中島 翔
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 脱炭素に向けた補助金制度ー東京都・大阪府・千葉県の事例 - 2024年10月22日
- 韓国のカーボンニュートラル政策を解説 2050年に向けた取り組みとは? - 2024年10月7日
- NCCXの特徴と利用方法|ジャスミーが手掛けるカーボンクレジット取引所とは? - 2024年10月4日
- Xpansiv(エクスパンシブ)とは?世界最大の環境価値取引所の特徴と最新動向 - 2024年9月27日
- VCMIが発表したScope 3 Flexibility Claimとは?柔軟なカーボンクレジット活用法を解説 - 2024年9月27日