昨日のビットコイン相場は上昇する動き。年内最後のイベントでもあったFOMCが発表され、リスクアセットが上昇する中、ビットコインは株式市場の上昇に連れ高となった。
その中でもイーサリアムがビットコインをアウトパフォームする形で上昇しており、4,000ドルを回復。イーサリアムは引き続き上昇しやすいと考えており、年内で仕込むには一旦のタイミングか。
ビットコインも年初からは上昇すると考えているため、現物の保有量を増加させている。
ビットコインは年内のイベントが終了したこともあり、ここからは税金のための換金売りが出るかどうかという点。取引所の残高は減少傾向が継続しているが、直近少し増加する動きも見られているため注意。
一方で短期的にはレバレッジレシオは上昇する中でビットコイン価格は下落しており、色々なチャートでもダイバージェンスが発生しておりどこかで上昇してもおかしくない印象。ここら辺で底固めをするなら年初に向けてどこで買っていくかそろそろ考えておきたい。
米国市場は3指数が揃って上昇。ラッセル2000も上昇しており大型株から小型株まで揃って上昇する動きとなっている。
注目されたFOMCはマーケットの予想通りの結果となっており、テーパリングの終了、及び22年3回の利上げという見通しについてのシナリオが既定路線となった。予想通りの結果となったことで、ショートカバーを巻き込んで株価が上昇しており、再度株式指数は最高値を伺う展開となるか。しかし年末という点でクリスマスまでは機関投資家は売り買いしないことから、積極的に攻めるとやけどをする可能性が高いため、見送ってもいいかもしれない。
米国債金利もほぼ動いていないがドル円は円売り主導で上昇しており114円台を回復。
しかし上値追いは危険なため、昨日の動きで今年が値動きが出る日は終わったことから、みなさんもゆっくりバタバタトレードせず、たまには休みながら来年のトレードに備えてもらった方がいいだろう。
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中島 翔
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