昨日のビットコイン相場は上昇。FOMCを前に短期的なショート勢のポジション調整のフローが入っている様子で、48,000ドル台を回復。仮想通貨市場全体も上昇しており、久しぶりに反発する動きとなった。
その中でもDOGEコインが急騰しており、テスラ社のイーロン・マスク氏が決済通貨としてDOGEを採用するとの内容から反応する動きとなっている。
ビットコインは資金調達率もほぼ中立となっており短期的な弱気の見方は収まりつつあるが、FOMCを前にここから上値を伸ばしていく動きも限定的か。本日は48,000ドルを挟んだ展開になると考えている。
米国市場はFOMCを控えて調整安の動きが継続。早期テーパリング観測はある程度織り込まれているため、FRBがタカ派的なコメントを出してもそこまで相場には影響しないか。12月のため急変する動きが出やすいため、本日が年内最後のイベントとして捉えておきたい。
昨日は米国で債務上限引き上げ法案が可決しており、秋口から問題となっていた債務上限問題は解決した様子。
PPIが市場予想平均を上回ったことで株が売られたとの解説が見られているが、正直関係ないだろう。メディアが理由が欲しいための材料として書かれているだけとして捉えておきたい。
エントリーは本日は行う予定はなく値動きをチェックする程度にすべきか。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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