先週末のビットコイン相場はじり高の動き。48,000ドル近辺で推移していたビットコインは一時50,000ドルを超える展開となっているものの上値が重く推移。
今週のFOMCが控えていることや、年末の税金のための換金売り等色々時期的に上値を伸ばしにくい地合いと考えており、ここから積極的に上方向で短期的には攻める状況ではないと考えていることから、引き続き静観姿勢。
またオンチェーンをチェックすると、足元ビットコインを保有している残高のウォレットが全体的に減少している中、100BTCを保有しているクジラの残高だけ増加しており、大口投資家は押し目で買ってきている様子。そのため年末までの短期的な差し込み傷のような形で下落の可能性はあるが、年初以降に向けてロングで仕込むタイミングを今月下旬で図りたいと考えている。
仮想通貨市場で目立ったニュースはない。
米国市場はS&P500指数が最高値を更新。注目されていた消費者物価指数は市場のほぼ予想通りの結果となり、コアインフレ率もマーケットが驚くほど上昇していなかったことから、足元続いていたインフレ懸念が若干和らいだ格好に。数字次第でFOMCの早期利上げ期待が高まる状況だったことから、落ち着きを見せたことで株価も堅調に推移したか。
ドル円は113円台で横ばいの動きが継続。
今週のFOMCを最後に今年のイベントは終了であり、閑散相場に入るため、正直ここからあまりエントリーを積極的に取ろうとは思っていない。12月中旬から年末にかけては薄商いの中で相場が変動するため、無闇なエントリーは損失を被る可能性が高いため注意。初心者の方はここから短期的な売り買いで利益を取ろうとするのは絶対に控えたほうがいい時期と認識しよう。
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中島 翔
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