昨日のビットコイン相場は一時下落するも再度50,000ドルを回復する動き。一時48,000ドル台前半まで下落を見せたものの、回復する動きを見せており、51,000ドル手前まで上昇する展開。
仮想通貨市場全体も底堅く推移しており、フラッシュクラッシュで先物市場のポジションが大きく調整されたことから売り圧力も限定的となっているか。
下記のチャートの通り青色のレジスタンスラインが52,000ドル付近に位置しているため、この辺りで止められる可能性はあるが、仮想通貨取引所からの残高が大きく足元流出しており、売り圧力は引き続き減退しているような印象。
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ビットコインは一旦短期的にロングで再度エントリーしており、大きく調整する場合は一旦損切りを行う予定。大口投資家も先日のフラッシュクラッシュでポジションを積み増していることや、短期勢のポジションも軽くなっていることから、株式市場を含めたリスクアセットが回復する過程でビットコインの下落余地も足元は少ないと考えている。
仮想通貨市場のニュースとしては、大手ゲーム企業ユービーアイソフト(Ubisoft)がテゾスのチェーンを利用してNFTのゲームを作成するとのニュースからテゾスが高騰している。
米国市場は株式市場が続伸しており、米国10年債金利も1.52%まで上昇。金利は上昇しているものの米ドルが追随する動きがなく、ドル円は上値の重い動きとなっている。
昨日はファイザーがブースター接種を行うことでオミクロン株に対する抗体が増加したとの暫定結果を公表しており、足元数日はオミクロン株に対して楽観的な見方が強まっていることから株式市場が大幅反発している状況。
昨日はインド中銀とカナダ中銀が金利を据え置きしており、カナダドルは上昇する動きとなった。
ドル円は少々伸び悩んでいる感があり、株が上昇しても金利が上昇しても反応しないことから、一旦ドル円は113円付近まで戻されると考えた方がいいと思い始めているため、113円台後半ではショートエントリーを検討。
日経平均株価は29,000円台までの到達はあるかもしれないがそこから上値を伸ばしていくということはあまりイメージがないため、ここら辺でショートエントリーを行う。
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中島 翔
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