昨日のビットコイン相場は56,000ドル付近でサポートされる展開。11月19日に56,000ドルつけて、60,000ドルまで反発し再度56,000ドルを下攻めするような動きとなったが、再度サポートされる動きとなり57,000ドルあたりで推移。
大口投資家が仮想通貨取引所へビットコインを送金する動きが出てきており、現物の売り圧力の可能性が高まっているような動きとなっている。一方でレバレッジ勢では一旦ロングポジションがある程度整理されていることで短期的には両方向ともに攻めやすいポジション状況。大口の投資家の資金流入は出ているが全体的な仮想通貨市場へのビットコインの流入は進んでいないため、あまり気にすることはないと考えている。
またGameFi関連の通貨は堅調な動きとなっており、SANDやMANAが堅調な動き。引き続きAVAXやSOLも底堅く推移しており、仮想通貨市場の中でも通過毎に動きが異なってきているため通貨の選別は必要。
ビットコインは一旦この水準でロングを作りつつ、下落したらすぐに逃げるような動きを取りたいと思っているが、できれば上昇を確認してからのエントリーをおすすめする。大口の動きで急落するタイミングがあればそこは拾っていきたいと考えており、急落の反発を狙いたい。
米国市場はNYダウが上昇する中、堅調だったNASDAQが下落する動きに。企業決算が良好だったが、コスト高が利益率を押し下げているという指摘が多くあった様子で、警戒感が広がっている。
注目されてい次期FRB議長はパウエル議長が再任することとなり、金利が上昇、米ドルが上昇しドル円はドル主導の動きから、115円台に上昇。2017年以来の水準となっており、次のターゲットは118円となっている。
ドル円は方向性は上方向でみておいていいと考えており、押し目でどこで買っていくかが勝負どころ。一旦114円台前半の押し目を待つのが得策のため、今は手をつけず。
日経平均株価は上値が重くなっているが、ここから下攻めするとも思えないため、引き続きポジションは維持。
IMM先物ポジションは日本円のショートポジションが引き続き高水準で積み上がっているため、警戒感は持っておきたい。強気でロングをするなら円ショートが解消される中で円高が進み短期勢のポジション調整が終わったタイミングと考えている。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら
中島 翔
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 脱炭素に向けた補助金制度ー東京都・大阪府・千葉県の事例 - 2024年10月22日
- 韓国のカーボンニュートラル政策を解説 2050年に向けた取り組みとは? - 2024年10月7日
- NCCXの特徴と利用方法|ジャスミーが手掛けるカーボンクレジット取引所とは? - 2024年10月4日
- Xpansiv(エクスパンシブ)とは?世界最大の環境価値取引所の特徴と最新動向 - 2024年9月27日
- VCMIが発表したScope 3 Flexibility Claimとは?柔軟なカーボンクレジット活用法を解説 - 2024年9月27日