昨日の相場は株式市場が反発し、ビットコインも株高と短期的なショートカバーから上昇する動き。
トピックとしては、イーロン・マスク氏がTwitter社の買収に合意したということからグロース株を中心に買い戻しのフローが入った。また、足元は資源価格の調整安が入っている中で、資源国通貨が調整安の動きが継続しており、個人的には押し目を作っている状況。
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20日からトレンドが転換したようになっているが、資源国通貨の中でもメキシコペソは底堅いような動きとなっており、一方で南アフリカランドの下落が顕著となっている。ドル円は久しぶりに円高方向で推移したこともあり、ドル円は一時127円台半ばまで下落。
米国債金利は一旦上昇に歯止めがかかる中、10年金利は2.76%付近まで下落する場面も見られてたものの、ドルインデックスはそこまで下落しておらず米ドルの強い状況は変わらず。
原油も中国の景気減速に伴い需要が減退するとの見方が強まる中で100ドル割れの水準まで下落しており、原油安はインフレ鈍化に寄与することからこの動きが一過性なのかはチェックしておきたい。中国は昨日、外貨預金準備率の引き下げを発表しており、ロックダウンを行った事による景気鈍化に対して緩和政策で対応しようとしている。
ビットコインは一時18日安値を下方ブレイクして下値を模索する動きとなったが、NY時間反発する動きとなり、40,000ドル台を回復。
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昨日はロングポジションとショートポジション両方にストップロスが発生するような数字が出ており、一旦下に攻めるタイミングでロングが清算され、その後NY時間にショートカバーが発生していることがグラフから読み取れる。
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ビットコインのUTXOから計算されたビットコイン現物ホルダーの年限別における損益分岐点を見てみると、1年から1年半のホルダーは現在の水準である40,000ドル付近が損益分岐点と推測されるが、一方で1年半から2年前から保有している方の損益分岐点は10,000ドルまで低下するとの数字が出ており、30,000ドルもギャップがある。
言い換えると、ビットコインがここから更なる下落をするには1年から1年半のホルダーの売りが出てこないと難しいと言えるため、個人的にこのギャップは埋まらない(下落圧力がかかりにくいと判断できる)ビットコインはそろそろ反発局面を迎えてもおかしくないと考えてる。
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また昨日はイーロン・マスク氏のTwitter社買収に伴い、同氏が以前振り回していたDOGEが20%超急騰する動きを見せている。
ポジションはドル円ロングと豪ドル円ロングを新たに追加。日経平均株価とNASDAQのショートは継続しつつどこかで積み増すことを検討中。ビットコインは本日朝方にロングエントリーしており、SOLとMVは保有中。GMTはショートで打診的にエントリーしており、ここから急上昇するタイミングで積み増していきたいところ。JASMYもショートを保有しており、上昇するタイミングではショートを振っていきたい。
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中島 翔
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