先週末の相場動向は米国株が大幅下落。FRBの積極的な利上げ姿勢の警戒感と、あまり良好ではない米国の企業決算を受けた動きとなった。NYダウが一時1,000ドル超の下落を見せており、これまで堅調だった指数も大崩れする展開に。NASDAQも引き続き続落しており、年初来安値を再度トライするかどうか視野に入りつつある。
ドル円は米ドル高を背景に128円台を維持する展開。日米の財務長官の会談が行われていたが、正直為替介入を意図するようなものは全く出てこない状況でG20でも円安に対して特に懸念が出ることはなかったため、引き続きドル円は130円をトライする方向で推移すると考えていた方がいいか。
またIMMの通貨先物ポジションでは意外にも円ショートが減少しており、一部機関投資家が円を買い戻している動きがみられているのは頭に入れておきたい。
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日経平均株価は下記チャートで示した通り、年初来安値も視野に入りつつあることから、本日は26,000円方向で下落トレンドが継続すると考えている。
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株式市場が下落する中でビットコインも上値が重い展開となっており、ビットコインは週末40,000ドル台を抜けきれずに反落。
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朝方38,000ドル台後半まで下落する場面もみられており、チャート的には下落トレンドが続きそうな印象。株式市場が落ち着くまではビットコインのロングはエントリーしづらい環境かもしれないので引き続き様子見姿勢で構えている。
本日の資金調達率をみるとほぼ全ての取引所がマイナスとなっているが行き過ぎ感があるわけではないので、買い戻しを注意するシナリオは本日していない。
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ポジション動向も本日ショート優勢となっている。アルトコインで個人的に大きく上昇する可能性があると思ってチェックしているのは、現在保有しているMV、そしてDEAPcoinとSTEAMが少し気になっている。
個人的にこれからの相場で注意したいことは「米国の利上げ織り込みがこれ以上はやくなるのか?」という点であり、個人的主観では疑問に思っている。どちらかといえばアメリカに遅れを取っていたECBの利上げが今後織り込まれてくるのではないかと考えており、ユーロドルは再度どこかでロングで仕掛けていきたいか。
ポジションは日経平均のショートとNASDAQショートは利幅を伸ばすために継続保有。ドル円もロングで保有しており、最初のターゲットは130円付近でみていきたい。豪ドル円はそろそろ短期の反発が入る可能性があると考えているため、92円台のどこかでロングエントリーを検討中。
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中島 翔
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