昨日のビットコイン相場は大きな変動もなく推移。引き続き47,000ドル台をウロウロしており、48,000ドルを突破して50,000ドルに推移するための休憩時間にも見える。
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しかし足元気になるのはビットコインのOIが大きく増加してきており、レバレッジレシオも先日コメントした通りかなり高い水準まで伸びてきていることから、短期的なロングが積まれていることは否めない。
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しかし現物の売りフローも発生しながら上昇してきているため、ある程度売りもこなしていると考えられることから、短期的な急落によるポジション調整を意識しながら下落したタイミングでは買っていくスタンスで問題ないと考えている。
しかしこの水準でポジションを積み上げるのは得策ではないと思われるため、個人的にはこのまま現在保有しているロングポジションを維持して、下落したらポジションを積み上げ、このまま上昇したら50,000ドルあたりで利食いを行うというスタンスで考えている。
米国市場は株式市場が上昇。ロシアとウクライナの停戦合意期待が大きく高まったことを好感した格好となった。
ドル円も一気に121円台まで大幅下落し、ユーロドルは一時1.1100ドル台までユーロのショートカバーが入った様子。しかしその後は落ち着いた動きとなっており、ドル円は押し目を作った格好で123円台まで急速に価格を戻している。
原油も1バレル98ドル台まで急落した場面もあったが、結局106ドルまで価格が戻ってきており、引き続きロシアとの問題がすぐには解決しないとマーケットからは見透かされているか。
米国債金利も10年で2.38%まで大幅低下しており昨日は一旦ニュースを織り込みに行った形となっているがこれが継続するかは全く不透明と言えるだろう。また昨日米国債の10年金利が2年金利を下回るという逆イールドが一時的に発生。
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大体この動きが発生した後に株式市場が下落するというアノマリーもあるため、株へ投資している方は要注意した方がいいだろう。足元認識しておくべきは「悪い金利上昇」という動き方であり、あくまでいい金利上昇ではないことには注意しておきたい。
ポジションはユーロドルとポンドドルのロングは継続。NASDAQショートも保有しており、さらに上昇するようであれば2回目のショートを積み増して行きたいと考えている。原油ロングを検討していたが昨日拾えなかったため断念。ドル円は121円台まで再度低下したら拾っていく予定。
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中島 翔
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