先週末のビットコイン相場は上昇する動きに。レジスタンスラインと思われていた45,000ドルをあっさりと突破すると46,000ドル台後半まで大幅上昇。
ここからは節目という節目もないため、50,000ドルを目指す展開を予想している。ショート勢にはかなり苦しいチャートになっており、淡々とここからは買い目線を維持するだけでいいか。
仮想通貨市場全体が総じて上昇しており、イーサリアムも2月上旬の高値である3,300ドル付近を伺う展開。ここを突破すれば3,400ドルが見えてくるようになる。
不思議なのが、未決済建玉がビットコインが上昇する中で減少してきている点。ショートカバーと利益確定が混ざりながらも価格は上昇しているという動きなのがなんとなく想像できる。そのためビットコインが押し目を作った場合は再度ポジションは積んで行きたいと考えている。個人的には、今年は相当弱かったソラナがファンダメンタルズ的に悪くないニュースが出てきており、101ドルあたりでロングしているポジションは長期的に保有する予定。
仮想通貨市場のニュースとしては、アメリカのイエレン議長がCNBCに出演し、ビットコインについてポジティブな発言を行ったことが話題となった。
米国市場は株式市場がまちまちな展開。NYダウが上昇する中NADAQは小幅反落。ミシガン消費者信頼感指数や、10個住宅成約件数が悪化したこと、またサウジアラビアの石油貯蔵施設が爆破されたことで原油が一時急騰したことも嫌気された様子。
ロシアから供給されない欧州に対して、アメリカのチェサピーク・エナジーが天然ガスや原油を輸出することを決定したため、原油価格は落ち着く動きとなっている。米国債金利は10年金利で2.50%あたりまで上昇しており、米ドルは対主要通貨に対して上昇。
ドル円は122円台前半まで上昇しているが、個人的には3週間で8円幅はそろそろ調整がくると考えており、打診ショートでエントリーしている。危険なトレードであることは承知のため、短期で上方向に推移した場合は損切りを行う予定。ポジションはユーロドルとポンドドルのロングは継続しており、NASDAQショートも引き続き継続保有中。
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中島 翔
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