昨日のビットコイン相場は上昇。42,000ドルのレジスタンスラインを突破してからサポートラインに切り替わっており、44,000ドルを一時突破する展開に。
ファンディングコストを見ても大きくプラスになる場面がないことから上昇にも特に過熱感はなく、淡々とショート勢が踏まされているような印象を受けており、引き続き目線は変わらず45,000ドルをターゲットに保有中。
足元そこまで過熱感がないことは安心材料なのだが、チャート上でピンバーと呼ばれる上ヒゲが所々すぐに出てくるところが気がかりで、たまにピンバーが示す通り上値からの反落という危険性もあるためその点は注意しておきたい。
ビットコインはテラが購入するのではないかとの思惑があったようだが、中期的なトレンドを作り出すようなフローでもないためあまり気にする必要はないか。淡々とルール通り、サポートラインやレジスタンスラインを見ながら早期の損切りを心がける必要がある。
足元急上昇していたADAにも調整安の動きとなっており、ADAはツイートした通りショートを昨晩から構築中。ターゲットは1.05付近で捉えている。
仮想通貨市場のニュースではあまり大きなニュースがないので面白みがない日々が続いているが、個人投資家で注意しないといけないのはトラベルルールだろう。日本の仮想通貨取引所から海外仮想通貨取引所への送金ができない状況になるため、しっかりと調べておいた方がいいと考えている。
米国市場は株式市場が大幅上昇。原油価格が原油在庫を放出するような話題が出たことで下落し、株式市場が原油価格の下落を好感した形となった。
一方でドル円の上昇は全く止まらず122円台半ばまで上昇。クロス円が総じて円安方向で推移しており、正直これはマーケットが行くところまでいきながら、どこで政府や中央銀行が円安牽制発言を行うのかというチキンレースになりつつあるとも感じる。
昨日はNATO緊急首脳会議、G7首脳会議、欧州連合首脳会議が開催され対ロシア制裁で合意しており、ロシアの孤立化が深まる中、プーチン大統領が追い込まれた場合に対応がエスカレートする可能性があることに対して懸念を強めている様子。核攻撃や化学兵器の使用も有り得る環境となっていることは経済動向に関係なく恐ろしい動きと言える。
また、昨日は北朝鮮の弾頭ミサイルが青森から170キロほどの位置に落下しており、このタイミングで北朝鮮がミサイルを飛ばしてきたことが話題となった。
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中島 翔
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