昨日のビットコイン相場は特に大きな動きなく推移。
仮想通貨市場全体にも大きな変動がないため特にコメントすることはないか。仮想通貨市場のニュースとしてはZaifでコスプレトークンが新規上場している。
マーケットは株式市場が下落する中ビットコインは相対的に強い状況が続いており、また原油をアメリカがロシア産の資源関連を禁輸することで制裁を加えるということからインフレ懸念が更に強まっている。
ロシアの制裁によってビットコインにフローが集まっていたが一旦落ち着いてきているため、ビットコインは方向性は引き続きまだ見通しにくい展開となるだろう。
本日は上値が39,000ドル台半ばが最初のレジスタンスラインとなっており、大きなレンジでは45,000ドルが上値となっている。ここを抜けると上昇方向に転換しそうだがそこまでは判断が難しいという印象。サポートラインは34,000ドル-35,000ドルあたりでここを下抜けするかという状況か。
短期的なトレードは引き続きやりにくい状況のため、ポジションはビットコインは現物のみ保有しながらゆっくりマーケットを見る時間にしたい。
米国市場は株式市場が上に行ってこいの展開に。オープン後にウクライナのゼレンスキー大統領がNATO加盟を断念するようは可能性を示唆したことで停戦期待があり、一時上昇したが、結局上昇幅を吐き出す展開。
インフレ懸念が強まる中米国債10年金利も1.85%まで上昇してきており米ドル高が進行する中、リスク回避姿勢が後退したのか日本円に下落圧力が加わった。
原油は一時1バレル129ドルまで上昇しており原油価格の上昇が収まる気配はあまりない。
ドル円も115円台後半まで上昇してきており、引き続き114円台後半のロングポジションは保有したまま。ユーロドルは収束した後にエントリーしても遅いことからここからロングポジションをゆっくりと持っていく予定。日経平均株価も引き続きロングは保有しており、24,620円で追加で先物ロングを加えている。
ロシアではマクドナルドが昨日全店を一時閉鎖というニュースが出ており、個人が身近に制裁を感じる場面が至る所で出ていることから、ロシア国民の不満を積み上がってきているという話も出ており、そろそろプーチン大統領も収束に向かわせたいも言えるのではないか。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら
中島 翔
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 脱炭素に向けた補助金制度ー東京都・大阪府・千葉県の事例 - 2024年10月22日
- 韓国のカーボンニュートラル政策を解説 2050年に向けた取り組みとは? - 2024年10月7日
- NCCXの特徴と利用方法|ジャスミーが手掛けるカーボンクレジット取引所とは? - 2024年10月4日
- Xpansiv(エクスパンシブ)とは?世界最大の環境価値取引所の特徴と最新動向 - 2024年9月27日
- VCMIが発表したScope 3 Flexibility Claimとは?柔軟なカーボンクレジット活用法を解説 - 2024年9月27日