昨日のビットコイン相場は大幅下落する動きに。44,000ドル台で推移していたビットコインだが、NY時間にウクライナ情勢が緊迫化した報道がされ、株安が進行する中、ビットコインも株に連れ安の展開となった。
イーサリアムも3,000ドルを割れる水準となっており、仮想通貨市場全体が売られる動きとなっている。
ファンディングレートをみるとビットコイン含めて大きくマイナス方向に傾いており短期的にはショートポジションが積み上がった格好に。
ビットコインは短期的にレバロングを保有していたが、エントリーポイント付近で入れていた逆指値が刺さってしまい一旦撤退させられている。30,000ドル台後半は大口が以前買ってきている水準であるため、その水準は破られることはないと考えて、再度40,000ドル付近でロングを作っているが最初のエントリーであるためロットは少なめにエントリー中。
仮想通貨市場のニュースとしてはウクライナが仮想通貨取引を合法化したというニュースが流れている。
米国市場は株式市場が急落。NASDAQやハイテク関連銘柄の下落幅が大きい展開に。米国債金利は10年1.96%と完全にリスクオフの展開となった。ドル円は米ドルが下落し、株安からの円高圧力の中114円台後半まで下落。
個人的にはロシア・ウクライナ問題はあるが、戦争となっても戦争後に円安方向で推移すると考えているためこの辺りの水準からはロング方向でエントリー中。ある程度買い下がるスタンスで考えており中期的に保有するスタンス。またクロス円の豪ドルやニュージーランドドルもロングで検討。
日経平均株価は昨日のコメント通り27,200円でロットは少なめに最初のエントリーを行っており、26,800円付近と26,200円付近で再度エントリーできればというスタンスでスタート。
3月の利上げ織り込みをみると0.5%の利上げ確率が30%程度まで低下してきており、短期的な地政学リスクはあるが、米株が下落したタイミングでは短期的には買ってもいいかと考えている。しかし米株自体に割高感は否めないため、長期的なロングはちょっと保有しづらい印象。
米株のそれぞれのチャートをみると、NASDAQが弱いことを確認できるチャートとなっている。また、米国の代表的な小型株指数として知られるラッセル2000指数も弱い状況。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら
中島 翔
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 脱炭素に向けた補助金制度ー東京都・大阪府・千葉県の事例 - 2024年10月22日
- 韓国のカーボンニュートラル政策を解説 2050年に向けた取り組みとは? - 2024年10月7日
- NCCXの特徴と利用方法|ジャスミーが手掛けるカーボンクレジット取引所とは? - 2024年10月4日
- Xpansiv(エクスパンシブ)とは?世界最大の環境価値取引所の特徴と最新動向 - 2024年9月27日
- VCMIが発表したScope 3 Flexibility Claimとは?柔軟なカーボンクレジット活用法を解説 - 2024年9月27日