昨日のビットコイン相場は朝方45,000ドルまで上昇するような動きを見せるも一転反落し43,000ドル前半まで下落。その後NY時間のFOMC後にこれまでマーケットが予想していたタカ派姿勢のスタンスよりは弱いのではないかとの思惑から株式市場が上昇、ビットコイン含めて仮想通貨市場も上昇する動きとなった。
しかし下落幅を取り戻す程度であり、底堅くなった程度で認識しておいていいだろう。
また、昨日はツイッターがイーサリアムをサポートするというニュースが出てきており、イーサリアムにはとてもいいニュースとなっている。このニュースにより、ビットコインと比較してもイーサリアムの上昇幅が大きくなっており、イーサリアムも2,800ドルを割れるまではロング目線で見ておきたい。
フィボナッチでみると、戻りの参考になりそうなのは47,000ドルが3分の1戻し、半値戻しが51,000ドル付近に位置しているため、直近は46,000ドルから47,000ドル付近を突破できるかに注目。
個人的にはオンチェーンでも目立って売る材料が見つからない状況のため、シンプルにロングポジションを引き続き保有中。まずは50,000ドルという意識でロングエントリーのみで入っていきたいと考えている。
米国市場は株式市場が一時下落するもFOMC議事要旨の内容がほぼ予想通り(若干予想以上に利上げが急速には進まない安心感)の結果となったことで下落幅を取り戻す展開。マーケットは何かしらのQTに関してのヒントが欲しかった状況だが目立ったものは出てこなかった。米国の小売売上高も良好な数字となったことで株式市場の後押しにはなった様子。
金価格が上昇する中、原油価格が上昇分を吐き出す展開となっており、正直この動きでデイトレードは難しいと感じている。
引き続きロシアとウクライナの地政学リスクは残っており、ロシア軍が撤退とのニュースも流れていたものの、再度ウクライナとの国境付近に部隊を移動させている報道が出ていた。
ドル円は115円台半ばから後半の間で推移しており大きな動意は見られず。
為替市場の動きとしてはキャリートレードが機関投資家でも行いやすい環境になっているのかと感じており、円安方向での目線が中心としてあることから、ドル円中心に豪ドルやニュージーランドドルあたりを対円でロングしようかと考えている。
株式市場は日経が27,000円前半で一旦ロングを作っていく予定。27,200円あたりから買い下がりの方針でロシアが戦争を始めた場合はすぐに撤退し、再度急落を拾っていく形で検討している。
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中島 翔
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