先週末のビットコイン相場は大きな値動きがなく推移。
アルトコインも全体的に落ち着いた値動きが継続している中ADA、COSMOS等レイヤー1の通貨が上昇する動きが継続しているため、短期で触りたいならレイヤー1関連の通貨を物色した方がいいだろう。無理してエントリーする必要はないため、個人的にはビットコイン等メジャーな通貨にトレンドがで始めたら淡々とエントリーをしていく予定。
仮想通貨市場のニュースとしては、ブラジルのリオデジャネイロが準備資産の1%をビットコインに割り当てるというニュースやFTXが20億ドルほどのファンドを立ち上げることが報じられている。
ビットコインは引き続きロングを継続して保有中。39,000ドルを割れるかどうかで判断したい。
米国市場は株式市場でNADAQが上昇する中、NYダウは下落。米国の小売売上高が発表され前月比1.9%の減少と10ヶ月振りの大きな減少率となっており、足元のインフレとコロナ感染拡大の影響が数字となって現れてきている。
現在年内の利上げが4回が完全に織り込まれている中、米国債金利もさらに上昇する動きとなってきており、米国債2年金利が0.96%と1.00%を狙う動き。10年債金利も1.78%まで上昇しており、金利が上昇する中ドル高主導でドル円は114円台前半を回復。
ドル円は日銀の政策シフト(利上げの可能性があるのか)が話題となり、ドルロングの巻き戻しが入ったことで一時113円台半ばまで下落していたが、持ち直す動きとなっている。
個人的には日銀が今のタイミングで利上げを行うような環境ではないと判断しているため、巻き戻しが起きてくれるのはありがたくロングで攻めるタイミングとして考えている。
戦略としては日経平均株価は戻り売りのスタンスを維持。金利上昇圧力はまだ継続しそうな状況のため、株のロングには短期的にはついていきたくないと考えており、ショート選好で臨みたい。ドル円は113円台後半まで淡々と買って行っているため、一旦は114円台後半をターゲットに保有中。原油が現在1バレル84ドル付近で推移しているが、100ドルの予想も出始めているため、この辺りはインフレを予想する上でチェックしておきたい価格。ユーロドルは短期的には1.1500ドルを目指すと思っているため、1.1400ドル付近まで下落したらデイトレードでロングを作りつつ、いいコストで入れればエントリーしたい。
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中島 翔
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