2022.1.6 仮想通貨マーケットレポート【ビットコインは一時43,000ドル割れの水準へ】

昨日のビットコイン相場は下落。何度も強力なサポートラインとなっていた45,000ドル台後半にあったサポートラインを下抜けすると、一時43,000ドル割れの水準まで下落。朝方は一旦反発し43,000ドル台半ばまで自律反発する動きとなっている。

背景としては昨日米国時間に公表されてFOMC議事録で、12月のFOMCの詳細が公表され、FRBメンバーは早期の利上げや金融引き締めを行うスタンスであることが確認されたことがトリガーとなった。FOMC議事録を受けて株価が急落する中ビットコインは連れ安の動きとなり、仮想通貨市場全体が反応した様子。

ビットコインは下記の棒グラフのチャートのようにある程度まとまったストップロスが観測されており、短期のレバレッジのロンガー勢が投げさせられた様子。

オプション市場でもダウンサイドリスクに備えるようにputの買いが進んでおり、これはある程度下方向の保険のポジションが増加すると底打ちしやすいため気にしておきたい。

トレードの方針としては一旦43,000ドルで指値を入れていたため、ロングポジションを現在保有中しているが、引き続き上値が重く推移しそうな状況のためすぐに利益確定を行っている。

米国市場は株式市場が大幅下落。FOMC議事録での予想以上のタカ派なスタンスを受けて、米国債金利は更に上昇する展開となった。

3月から利上げを行い、年4回利上げを行うという予想も出始めており、これまでのマーケットの予想とは異なるポイント。10年債金利は1.70%台まで上昇しており、年内3回の利上げは完全に織り込んでいる状況か。

ドル円は116円を回復しているが、ドル高の中円高圧力も加わっているため、上昇幅は限定的。

ここから上昇するには米国債金利の動きというより株高からの円安圧力が欲しいところであり、ドル円が117円台に向かうかどうかは短期的には不透明。現在はクロス円で取引するよりはドルストレートの通貨ペアで取引を行う方が行いやすいか。ドルロングを基本としてチャートから探していくといいだろう。

【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法

仮想通貨取引を始めるなら

The following two tabs change content below.
中島 翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12