ビットコインへの関心が高まるナイジェリア、仮想通貨取引所Yellow Cardが150万ドルを資金調達

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ナイジェリアに拠点を置く仮想通貨(暗号資産)取引所Yellow Card(イエローカード)は、Celoエコシステムファンドを運営するPolychainをはじめ仮想通貨業界から150万ドルの資金を調達している。8月27日、暗号通貨とブロックチェーン関連メディアCointelegraphが伝えている。

Yellow Cardは、2016年に設立されたナイジェリアに拠点を置く仮想通貨取引所だ。暗号資産取引プラットフォームBlockchain.comが8月5日に公開したレポートによると、過去3か月間のGoogleトレンドのデータでビットコインに関する検索はナイジェリアがトップで最も多く、ナイジェリアでのWeb Walletの使用量も60%増加しているという。また4月には、ナイジェリアで最初のビットコイン(BTC)ATMが設置されるなど、同国に関するビットコイン関連ニュースが多く報じられていた。

Cointelegraphによると、Yellow Card CEOのクロス・モーリス氏は、同社がPolychain、アンドリーセン・ホロウィッツ、Celoから150万ドルを調達したことを明かしている。同取引所は9月1日よりケニアとカメルーンの居住者へのイエロー・カードのプロットフォームアクセスを拡大し、高速で低コスト、セキュリティの高い送金サービスを提供するとしている。Yellow Cardは、大手スーパーマーケットWalmartの元シニアディレクターであるジェイソンマーシャルを最高製品責任者(CPO)に迎え、取引関連のファシリテーターとしてビジネス進展に取り組む予定だ。

オルタナティブ資産のという文脈はもちろん、コロナ禍における非接触型ファイナンスという意味でも、仮想通貨は今後さらに脚光をあびるかもしれない。進捗に注目したい。

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