NFTマーケットプレイス「Adam byGMO」の注目ポイントとは?

※ このページには広告・PRが含まれています

今回は、Adam byGMOについて、大手仮想通貨取引所トレーダーとしての勤務経験を持ち現在では仮想通貨コンテンツの提供事業を執り行う中島 翔 氏(Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12)に解説していただきました。

目次

  1. Adam byGMOとは
    1-1.Adam byGMOの概要
    1-2.GMOアダム株式会社とは
  2. Adam byGMOの注目ポイント
    2-1.日本円での決済が可能
    2-2.保有者限定コンテンツが存在する
    2-3.クリエイターにロイヤリティが還元される
    2-4.著名なクリエイターが多数参入している
    2-5.販売形式が豊富
    2-6.購入画面が直感的で分かりやすい
    2-7.簡単な操作で出品・購入ができる
  3. まとめ

22年10月現在、国内外においてさまざまなNFTマーケットプレイスが展開されていますが、中でも国内企業が提供するサービスとして注目を集めているのが、「Adam(アダム) by GMO」です。

Adam byGMOは、GMOクリック証券をはじめとするさまざまな金融サービスを提供するGMOインターネットのグループ会社、GMOアダム株式会社が手がけるマーケットプレイスです。

ここではそんな人気のAdam byGMOについて、サービスの概要や注目ポイントなどを詳しく解説していきます。

①Adam byGMOとは

1-1.Adam byGMOの概要

Adam
「Adam(アダム) by GMO」とは、21年6月に設立されたGMOアダム株式会社が運営を行うNFTマーケットプレイスのことを指します。Adam byGMOは21年8月31日からベータ版の提供がスタートされ、21年12月13日の英語版サービスの提供開始とともに、正式版へ移行しました。

「コンテンツホルダーの笑顔を通して世界中に夢と感動を」というテーマを掲げるAdam byGMOでは、写真やデジタルアート、音楽や動画、トレーディングカードなどといった多岐に渡るジャンルのNFT作品を取り扱っており、ユーザーは自身のニーズにマッチした取引を行うことが可能です。

また、冒頭でも触れた通り、Adam byGMOはGMOインターネットグループによって展開されているサービスのため、そのセキュリティ性にも定評があります。

1-2.GMOアダム株式会社とは

Adam byGMOの運営を担っているGMOアダム株式会社は、インターネットインフラやインターネット広告・メディア、インターネット金融、仮想通貨といったさまざまな分野で積極的な事業展開を行っているGMOインターネットのグループ企業です。

GMOアダムでは、これまでGMOインターネットグループが仮想通貨事業を通して培ってきたノウハウやグループで開発したブロックチェーンテクノロジーを活かし、NFT関連プロジェクトの精力的な開発および運営を行っています。

なお、GMOアダムが展開している主な事業は下記の通りとなっています。

  • NFTマーケットプレイスの提供
  • ブロックチェーン技術を使用したコンテンツおよび資産などの管理

②Adam byGMOの注目ポイント

2-1.日本円での決済が可能

Adam byGMOの大きなメリットの一つとして、日本円での決済が可能であるという点が挙げられます。Adam byGMOは、日本国内で初となる日本円でNFTが購入できるマーケットプレイスとして知られており、イーサリアムのほかに、日本円によるクレジットカード決済が可能となっています。また、クレジットカード以外にも、銀行振込や楽天ペイが利用可能となっており、ユーザーはそれぞれの出品者が指定する支払方法の中から選択することができます。

Adam byGMOでは、このように日本円での取引を可能にすることでユーザーの利便性を向上させただけでなく、高額なネットワーク手数料(ガス代)の解消も実現するなど、NFTマーケットプレイスを誰もが気軽に利用できるプラットフォームへと進化させました。

2-2.保有者限定コンテンツが存在する

Adam byGMOには「保有者限定コンテンツ」と呼ばれるものが存在します。これは、該当するNFTのホルダーのみ視聴が可能な限定コンテンツのことを指し、動画や画像、音楽などといった形式で提供されています。簡単に言うと、NFTの購入者に贈られる購入特典のようなもので、クリエイターにとっても新たな顧客やファンにアプローチするツールとして利便性の高いシステムとなっています。

2-3.クリエイターにロイヤリティが還元される

Adam byGMOでは、作品を再販し売買が成立した場合、売上の一部が自動的にロイヤリティとして出品者に還元されるシステムとなっています。つまり、クリエイターは二次流通でもロイヤリティを受け取ることができるため、最初の売上金のみならず、継続して収入を獲得できる可能性も高いというわけです。

なお、ロイヤリティを0%に設定することも可能だということです。

2-4.著名なクリエイターが多数参入している

Adam byGMOは、言わずと知れた著名なクリエイターが多数参入していることでも知られています。具体的には、日本の作曲家で音楽プロデューサーの坂本龍一氏や、ミュージシャン兼音楽プロデューサーの小室哲哉氏、漫画家の東村アキコ氏などがNFT作品の出品を行っています。またこのほかにも、人気YouTuberのヒカル氏やラファエル氏のNFTも取り扱っており、NFTの新コンテンツとして注目を集めています。

プラットフォーム上で公開されている売上ランキングでは、22年10月24日時点において小室哲哉氏が第一位を獲得しており、その売上合計が77,327,950円にもおよんでいます。

2-5.販売形式が豊富

Adam byGMOでは定額販売のほか、オークション販売にも対応しており、クリエイターは自身のニーズに合った販売方法を選択することができます。さらに、一点ものか数量限定(シリアル)販売かなど、売り出し方を柔軟にデザインすることも可能となっているため、より自由度の高いクリエイティブ活動を展開することができます。

2-6.購入画面が直感的で分かりやすい

Adam byGMOでは、すべてのユーザーが気軽にNFTの売買を行うことができるプラットフォームを提供するため、シンプルで分かりやすいユーザーインターフェースを採用しています。

また、国外の大手NFTマーケットプレイスでは、アカウントを開設する際に「イーサリアム(ETH)」ウォレットの登録が必須となっていますが、Adam byGMOは前述の通り日本円決済にも対応しているため、ウォレットを保持していないユーザーであってもNFTの売買をはじめとするあらゆるサービスの利用が可能です。

2-7.簡単な操作で出品・購入ができる

Adam byGMOでは、クリエイター申請、認定代理店との契約、アイテム作成・審査、出品というたったの4ステップをクリアするだけでNFTを出品することが可能です。また、購入したい際は、ユーザー登録を行うだけで固定額販売のNFTの購入やオークション販売のNFTの入札を行うことができます。

詳しい説明は公式ウェブサイトにて公開されていますが、どれもシンプルな操作となっているため、誰もが気軽に利用することが可能です。

③まとめ

Adam byGMOはインターネット金融サービスを提供するGMOインターネットグループが展開を行うNFTマーケットプレイスで、数々の著名人が作品を出品していることでも注目を集めています。

また、その利便性にも定評があり、日本で初となる日本円でのNFT購入が可能な点や、保有者限定コンテンツが存在する点など、ユーザーとクリエイターどちらにもメリットのあるシステムが構築されているため、興味のある方はアカウントを開設し、Adam byGMOに触れてみることをおすすめします。

The following two tabs change content below.

中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12