世界情勢の改善を使命とする独立国際機関である世界経済フォーラム(WEF)は29日、第4次産業革命を見据えて各国規制のガイドライン策定を目的とする「第4次産業革命協議会」を発足した。
第4次産業革命協議会の一つ「ブロックチェーン協議会」議長には、アフリカを拠点に決済事業を展開するBitPesa代表Elizabeth Rossiello氏と世界銀行の情報技術ソリューション担当副社長Denis Robitaille氏の2名が務める。
第4次産業革命協議会の対象となる6つのテクノロジーは、ブロックチェーン・人工知能・自動運転車・ドローン・IoT・精密医療だ。協議会は200を超える政府、民間、学者などによって構成され、政策や規制に関する知見の交換とマルチステークホルダーの協力によって、より実態に沿ったルール策定を進めていく考えだ。
【参照記事】World Economic Forum Inaugurates Global Councils to Restore Trust in Technology
The following two tabs change content below.

HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチームは、Web3やブロックチェーンなどフィンテックに知見が深い編集部メンバーで構成。最新のニュースやコラム、Web3に関する基礎知識を初心者向けにわかりやすく解説しています。

最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム (全て見る)
- DIMO、HAKUHODO KEY3と提携 日本市場で自動車データの新しい未来を築く - 2025年3月26日
- ReFiで広がるカーボンクレジット市場の未来― KlimaDAO JAPANの取り組みと展望【インタビュー】 - 2025年3月14日
- ReFi×インパクト投資×システミックデザインから見る、新しい経済システムと金融の未来(HEDGE GUIDE / IDEAS FOR GOOD Business Design Lab) - 2025年2月12日
- peaq、次世代AIインフラ企業iGam3の参加を発表 計算基盤の分散化で新たな経済圏へ - 2025年2月5日
- Xpansiv、炭素除去クレジットの専用取引市場を開設 - 2025年2月4日