米金融大手ウェルズ・ファーゴ、独自の分散型台帳技術による決済サービス立ち上げへ

米国ファイナンシャルサービスの大手ウェルズ・ファーゴは9月17日、独自の分散型台帳技術(DLT)をベースとしたクロスボーダー決済「ウェルズ・ファーゴキャッシュ」の開発計画を明らかにした。最初の試験運用は2020年に行われる予定だ。

同行はウェルズファーゴキャッシュの導入により、国内でのクロスボーダー決済をリアルタイムで完了することを目指す。ウェルズファーゴキャッシュはウェルズファーゴネットワーク内の通貨の交換や決済を迅速にするだけでなく、第三者を介さず、低料金でリアルタイムのグローバル決済を提供するという。米ニュースメディアThe Blockの報道によると、ウェルズファーゴキャッシュはR3のコルダネットワークを起用したステーブルコインとして機能する予定で、現存するデジタル通貨ソリューションとは連動しないと報じられてる。

今年初めには米大手投資銀行JPモルガンが銀行の機関顧客向けの独自通貨「JPMコイン」の開発を表明している他、ドイツでは大手保険会社アリアンツが決済用のトークンを使用したブロックチェーンシステムのローンチに向けて計画中など、金融業界ではブロックチェーン活用を目指した動きが活発化している。今後の進展に注目したい。

【参照記事】Wells Fargo to launch settlement service run on its own DLT

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HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチーム

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