トランプ米大統領の発言を受けビットコインは11,500米ドルへ

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仮想通貨ビットコインの価格は高騰と下落を繰り返している。7月上旬には10,000米ドルを割り、ビットコインの市場規模の30%を失う局面を迎えた。しかしその直後、11,500米ドルへ盛り返す展開となっている。

最近では、こうしたビットコインの価格変化を政治や経済の動きの中で分析するリサーチも公開されるようになってきている。米バージニア州の州立大学ジョージ・メイソン大学の経済学者タイラー・コーウェン氏によると、7月上旬のビットコイン価格高騰はトランプ米大統領が提唱した「富裕税」を発端にしたものだという。仮想通貨メディアCCNが7月3日に報じている。

また、ブロックチェーン企業CasaHODLのCTOであるJameson Lopp氏(ロップ氏)も、トランプ米大統領による中国元とユーロに対する価格操作を指摘する発言が仮想通貨に強気な市場をもたらすと主張した。先の香港におけるデモにおいても資産の避難先としてビットコインが利用されたことが指摘されており、仮想通貨を望まない規制サイドの対立は皮肉にも仮想通貨を台頭させるきっかけとなっているのかもしれない。

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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