ユニ・チャーム、GPIFが採用したESG指数全ての構成銘柄に選定

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衛生用品大手のユニ・チャーム株式会社は1月28日、GPIF(年金積立管理運用独立行政法人)が選定した、日本株の4つのESG指数「FTSE Blossom Japan Index」「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」「S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数シリーズ」「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」全ての構成銘柄に選定されたと発表した。

ユニ・チャームは今回の選定を「当社が世の中の変化に対応し、ESGを踏まえたうえで、サステイナブルな経営を推進し、企業理念“NOLA&DOLA(Necessity of Life with Activities & Dreams of Life with Activities)”の理念のもと、あらゆる世代の人々が相互扶助を通じていつまでも自分らしく暮らし続けられる共生社会の実現に寄与することを目指し、展開する取り組みを評価していただいた」としている。

同社はESG本部を設立しており、森林保護等の地球環境保全に貢献する「使用済み紙おむつリサイクルシステム」の開発・事業化を早め、環境配慮型商品の開発・製造・販売、健康寿命延伸への貢献、生理や育児に関する啓発活動、中東における女性に対する就労機会の提供による社会進出支援などに取り組んでいる。

ESG指数はESG投資の際の指標となるもので、世界の機関投資家が投資を通じて環境問題や社会問題、企業統治について責任を全うするために必要な「責任投資原則(PRI)」に基づく。GPIFは2015年にPRIに署名、17年にまずFTSE Blossom Japan Index、MSCI ジャパンESGセレクト・リーダーズ指数、MSCI 日本株女性活躍指数の3つを採用した。株式会社日立ハイテクノロジーズが全ての構成銘柄に3年連続で選定されている。

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HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム

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