イーサリアム版テザー、送金件数が昨年ピーク値を上回る

米ドルに紐づけされたステーブルコインのテザーについて、取引件数が2019年9月に記録した過去最高値を更新した。5月25日の24時間にイーサリアムブロックチェーン上で動作するテザーの取引数は208,107件に上り、12億米ドル相当の価値が移された。米国のビジネスニュースメディアDecryptが5月26日、伝えている。

Tether

イーサリアムブロックチェーン上のトランザクションデータを追跡するEtherscanによると、テザーの使用量は2019年9月に急増しており、月間ピークで1日188,621件(約6億2,000万米ドル相当)を記録した。イーサリアム版テザーの2019年通期の送金額は2,120億米ドル相当であり、現状はこれを大幅に上回るペースとなっている。

設計上、テザートークン(USDT)は発行体であるテザーリミテッド社が管理する準備金に裏付けされる。しかし、テザー準備金の監査体制の透明性の欠如は、度々問題視されてきた。昨年春にテザー社は、現金及び現金同等物で構成される準備金がテザー発行量の74%しかないことを認めた。

2020年1月以来、既に50億米ドル近くのテザーが発行されている。データ集約サイトCoinMarketCapによると、テザーの時価総額は約88億米ドルで3位に躍り出た。専門家は、ビットコインの取引市場で米ドルの割合が低下している可能性を指摘した。

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