SBIホールディングスは先月30日、証券や楽天証券などの証券会社を中心とする18社が加入する「証券コンソーシアム」の設立を発表した。
証券コンソーシアムでは証券業界が一丸となって、業界での共通の技術と基盤を構築し、ブロックチェーン(分散型台帳)や生体認証、AI(人工知能)などの先端技術を活用した新たな金融インフラの検討を行う。それにより、顧客の利便性向上および参加各社の業務の効率化によるコストの削減を目指すようだ。
同グループは特にブロックチェーン技術の可能性に着目しており、ブロックチェーンは幅広い用途において、金融機関システムの安定性と柔軟性、効率性を高める可能性を秘めていると述べた。
証券業界においても、すでにブロックチェーンを用いた本人確認(KYC)や、マネーロンダリング対策(AML)などの実証実験が行われている。同社はこれらの成果を最大限活用することで、証券業界の発展を目指す。
【参照サイト】分散台帳技術等を活用した「証券コンソーシアム」の発足について
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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