SECコミッショナー「DeFiは透明性と匿名性の問題に対応する必要がある」

米証券取引委員会(SEC)コミッショナーのCaroline Crenshaw氏は11月9日、”The International Journal of Blockchain Law”の創刊号にて分散型金融(DeFi)のメリットを強調する一方、DeFiはSECの規則を遵守しつつ透明性および匿名性の問題に取り組む必要があると述べている。

同氏はDeFiをプロの投資家とインサイダーが利益を得る構造になっていると指摘、DeFiプロジェクトがオープンソースですべての取引がオンチェーンに記録されていても、コードや開発チームの監査を行うリソースをもつプロの投資家に対して個人投資家は不利であると主張している。また、市場参加者が匿名・偽名で活動することによって市場が操作され、取引量やモメンタムなどのシグナルが信用できなくなり、投資家が損失を被りやすい傾向にあるとしている。

同氏は10月12日に開催された「SEC Speaks」カンファレンスでのスピーチで、他の市場でのゲートキーピング機能など既存の規制の枠組みがデジタル市場の領域で投資家を保護するのに十分であると言及している。

【参照記事】SEC Commissioner: DeFi must address transparency and pseudonymity

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HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチーム

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