SBIホールディングス、台湾で仮想通貨のコールドウォレット事業を行うCoolBitX社に出資

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SBIホールディングス株式会社は、台湾で仮想通貨のコールドウォレット事業を展開するCoolBitX Ltd.(以下、CoolBitX社)に出資し、SBIグループによるCoolBitX社への出資比率が40%となったことを公表した。

CoolBitX社は、台湾にて仮想通貨の保管・管理するためのコールドウォレットの開発および販売を行っている。このCoolBitX社のコールドウォレット「CoolWallet」は、薄くて軽くBluetooth機能によるiOSおよびAndroidへの接続が可能なデバイスだという。

SBIグループは、昨今増加している仮想通貨盗難事件を受け、そのリスクに対応するため、「顧客資産の保全を第一」で社内におけるリスク管理やセキュリティ強化に向けて動いてきた。今後、SBIグループは、コールドウォレットに関する技術を保有するCoolBitX社の技術活用を検討しつつ、一層のセキュリティ高度化を目指す構えだ。

先日2月27日には、仮想通貨交換業の本格的な開始に向け準備を進めているSBIグループのSBI VCトレード株式会社が仮想通貨取引サービス開始時期を延期することを発表したが、今回の出資も仮想通貨取引の安全確保に向けた取り組み促進の一環として行われているものとみられる。引き続き、動向に注目だ。

【参照リリース】仮想通貨のコールドウォレット事業を展開する台湾CoolBitX社への出資に関するお知らせ
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