ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふるは、8月10日に開設した「令和3年8月台風・豪雨被害 緊急支援寄付サイト」で、被害地域の拡大に伴い、13日に広島県安芸高田市、14日に福岡県、佐賀県、長崎県内8自治体の寄付受け付けを開始した。同サイトの取り扱い自治体数は11。15日午後1時時点で寄付総額は583万7800円 、667件となっている。各自治体に集まっている寄付総額などの最新情報は随時公開中。
同サイトでは、ふるさと納税制度を活用して掲載自治体に1000円から1円単位で指定した金額を寄付できる。自治体からさとふる社への支出は発生せず、寄付決済手数料を同社が負担するため、寄付額をそのまま自治体に届けることができる。
今回支援を開始した被災地では、大雨による土砂崩れや道路の冠水・損壊、住宅への浸水など、広範囲で被害が発生しているほか、長崎県南島原市では世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の1つ「原城跡」で、地面の陥没や崖崩れの被害が発生。15日からは関東甲信でも土砂災害が確認されるなど、被害の拡大が強く懸念される。
サイトの掲載自治体は青森県むつ市、島根県海士町、広島県安芸高田市、福岡県小郡市、朝倉市、佐賀県佐賀市、多久市、神埼市、長崎県雲仙市、南島原市、波佐見町。今後増える可能性もある。
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HEDGE GUIDE 編集部 ふるさと納税チーム
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