リミックスポイントは8月14日、2020年3月期第1四半期決算において、仮想通貨取引所BITPointを運営する連結子会社ビットポイントジャパンの仮想通貨流出による特別損失は約36億7,000万円となる見込みで、仮想通事業での売上が前年同四半期の約8割減となったことを公表した。
BITPointでは、7月11日にホットウォレットで管理していた顧客保有分とビットポイントジャパン保有分の総額約30億2,800万円相当を流出する事件が発生していた。同取引所では、原因究明のために、コンピュータやデジタル記録媒体の中に残された証拠の収集・調査に約3,000万円、仮想通貨のウォレットシステム、エラー検知システム等の商用システムの見直し・強化に約4億1,400万円、システムリスク管理態勢 を含む経営管理態勢の見直しその他各種対応に約5,000万円の資金投入を予定している。資金は第三者割当増資によって調達した資金のうち約4億9,400万円を充当するという。
【参照記事】2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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