世界最大級の株式市場ナスダックのCEOであるアディナ・フリードマン氏が、仮想通貨の取り扱いに前向きな姿勢を示している。同氏は4月25日、CNBCの取材のなかで、仮想通貨への法整備がより進んで市場全体が成熟すれば、ナスダックは将来的に仮想通貨取引のプラットフォームにもなる可能性があると述べた。
米証券取引委員会(SEC)による規制が整うまでにどれだけ時間がかかっても良いが、投資家にとっての公平な取引を実現することが大切だという。
ナスダックはすでに、仮想通貨取引への一歩へ踏み出しているようだ。同社は25日、ビットコイン投資家のウィンクルボス兄弟らによって設立された仮想通貨取引所「Gemini(ジェミニ)」との提携を発表した。Geminiは、ナスダックの市場監視技術を利用し、価格操作などの行為を防ぐことで、公平なプラットフォームの構築を目指す。
ICO(イニシャル・コイン・オファリング)について、ナスダックのフリードマン氏は、これは有価証券扱いとなるだろうという見解を明らかにしている。同氏は「ICOは米証券取引委員会(SEC)の規制の対象となるでしょう。」とし、規制の必要性を主張した。
【参照サイト】Nasdaq is open to becoming cryptocurrency exchange, CEO says
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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