コミュニティ通貨を使う「SDGsつながりポイント事業」、小田原市で2月24日からプレサービス開始

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株式会社カヤックは、神奈川県、小田原市と連携し、同社が開発したコミュニティ通貨サービス「まちのコイン」を活用した神奈川県の「SDGsつながりポイント事業」を、2020年夏から本格的にスタートする。本導入に先駆け、小田原駅周辺および早川地区にて、2月24日よりプレサービスが開始される。

同事業は、神奈川県が、SDGsの達成を図るため、地域の社会的課題の解決に向けた活動に、ポイントを通じて、住民、店舗・企業の直接・間接的な参加を促し、地域活性化とSDGsの自分ごと化を図ることを目的に立ち上げた。2019年11月〜12月に鎌倉市で実証実験を実施し、その結果を踏まえ、小田原市では一部の地域を対象としてプレサービスを実施し、エリアを拡大し本導入に繋げたい考えだ。

SDGs未来都市及び自治体SDGsモデル事業の両方に選定されている小田原市では、「次世代が『SDGsの伝道師』として活躍するまち小田原」をコンセプトに、高校生らが中心となり、自らが「SDGsつながりポイント」を使ってSDGsを自分ごと化し、まちの人にも伝えていくことを目指す。また、今回はプレサービスから本導入までシームレスにつなげるため、コミュニティ通貨「まちのコイン」アプリをApp StoreおよびGoogle Playからダウンロードし、本導入後も利用可能となる。

鎌倉に本社を置くカヤックは、地域固有の魅力を資本と捉えた「鎌倉資本主義」という考えを発信している。「まちのコイン」は、「地域社会資本」である地域のコミュニティとのつながりを促進する、使えば使うほど、仲良くなるコミュニティ通貨。人と人とがつながることで、その地域をもっと好きになり、地域の社会課題の解決や地域経済の活性に貢献することを目指している。

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