インターコンチネンタル取引所(ICE:Intercontinental Exchange)が設立したビットコインのデリバティブプラットフォーム「Bakkt」がビットコイン先物取引の初日を終えている。仮想通貨メディアThe Bloclによると、Bakktは71の1か月先物契約と1つの1日先物契約、およそ約71万米ドルの取引量となったことが報じられている。
ニューヨーク証券取引所の親会社であるインターコンチネンタル取引所がBakktを立ち上げたのは2018年夏にさかのぼる。規制当局からの2回の延期を経て2019年7月からテスト段階に入っていたBakktは先月、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)の規制をクリア、9月6日からはカストディアン業務も開始していた。
BakktのCOOアダム・ホワイト氏はCNNのインタビューに対し、「Bakktのビットコイン現物先物は機関投資家向けに提供されている。将来的には仲介業者や個人投資家に対してもサービスを提供していく予定がある」と回答しているという。
BakktのCEOであるKelly Loeffler氏は、BakktのBTC先物取引ローンチに関して①規制下の信頼できるインフラストラクチャー、②新デジタル通貨を活用した技術と金融商品の採用、③デジタル値を管理・転送するための革新的手段の拡大、という3つの意義があったとしている。
【参照記事】Bakkt sees 72 bitcoin futures contracts traded on first day of launch
仮想通貨取引を始めるなら
The following two tabs change content below.

HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチーム
HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチームは、暗号資産投資やブロックチェーンなどフィンテックに知見が深い編集部メンバーで構成。最新のニュースやコラム、暗号資産に関する基礎知識を初心者向けにわかりやすく解説しています。

最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチーム (全て見る)
- bitbank、ザ・サンドボックス(SAND)取扱いを開始 - 2023年1月25日
- bitbank、フレア(FLR)の取扱い開始へ - 2023年1月11日
- SBI VCトレード、「ステーキングサービス」に3銘柄を追加 - 2023年1月4日
- 【暗号資産初心者向け】SBI VCトレードでビットコイン投資を始める方法:入金~ビットコイン購入編 - 2022年12月23日
- 【初心者向け】SBI VCトレード(新VCTRADE)で暗号資産投資を始める方法:口座開設編 - 2022年12月22日