国内暗号資産取引所GMOコインが、ポルカドット(Polkadot、DOT)の取り扱いを開始したことを5月19日に発表した。日本の取引所がポルカドットを取り扱うのは初めての事例になる。
GMOコインは、今回の発表に伴い「販売所」と「つみたて暗号資産」にてポルカドットの取り扱いを開始すると発表。販売所の取引ルールは次の通りになるという。
- 最小注文数量:0.1 DOT / 回
- 最小注文単位 0.1 DOT / 回
- 最大注文数量 200 DOT / 回
- 最大取引数量 2,000 DOT/ 日
ポルカドットは、イーサリアムの共同創業者であるGavin Wood氏が設立したブロックチェーンプロジェクトだ。Web3 Foundationによって開発が主導され、主にブロックチェーンのインターオペラビリティ問題を解決すべく取り組んでいる。
現状のブロックチェーンには相互互換性(インターオペラビリティ)が存在せず、異なるブロックチェーン上に展開されているアプリケーションを相互に連携させることができない。
ポルカドットは、あらゆるブロックチェーンの「ハブ」として機能することで、異なるブロックチェーン同士を繋ぐことを目指している。ポルカドットに接続するブロックチェーンのことをパラチェーン(Parachain)と呼び、現状は接続できるチェーンの数に限りがある。
そのため、パラチェーンオークションと呼ばれるオークションが開催される予定だ。ポルカドットは2020年5月にメインネットへローンチしたものの、パラチェーンの機能は未だ提供されていない。
今回のポルカドット取り扱い開始によって、GMOコインに上場している暗号資産は次の通り計13種類となった。
ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)ビットコインキャッシュ(BCH)ライトコイン(LTC)リップル(XRP)、ネム(XEM)、ステラルーメン(XLM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、オーエムジー(OMG)、テゾス(XTZ)、クアンタム(QTUM)、エンジンコイン(ENJ)、ポルカドット(DOT)
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