GMOコイン、国内暗号資産取引所で初となる「Post-Only」を導入。マイナス手数料を確実に受け取れるオプション機能

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GMOインターネットグループで暗号資産(仮想通貨)取引業を営むGMOコイン株式会社は9月3日、同社が提供する暗号資産取引所(現物取引・レバレッジ取引)にて「Post-Only」と「FOK」を導入したことを発表した。

「Post-Only」とは 指値注文で利用できるオプション機能だ。このオプションを利用すると、Takerとなる注文は取消となり、Makerとなる注文のみ発注できるようになる。GMOコインでは、Makerとなった利用者は約定金額に応じた金額の日本円をマイナス手数料として受け取ることができ、「取引手数料を支払いたくない。マイナス手数料を確実に受け取りたい。」といった際、有効なオプションとなる。「Post-Only」は、マイナス手数料を導入している国外の暗号資産取引所などではメジャーな機能となっているが、日本の暗号資産取引業者ではGMO
コインが初の導入となる。

「FOK(Fill or Kill)」は指値注文にて設定できる、執行数量条件の1つ。注文時、指値価格またはそれより有利な価格で直ちに全ての注文数量が約定される場合のみ発注され、直ちに約定されない場合には注文が失効となるため、確実に全ての注文数量を約定させることができる執行数量条件だ。指定なしの場合、指値注文は「FAS(Fill and Store)」での注文となる。

GMOコイン株式会社は2016年10月に、GMOインターネット(東証プライム上場)グループの暗号資産による投資の機会を提供する部門として設立され、2017年9月には、金融庁の仮想通貨交換業者(現、暗号資産交換業者)、2020年5月には、第一種金融商品取引業者として登録されている。

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