大手アパレルのGapは1月12日、「Frank Ape」で知られるアーティストBrandon Sines氏とのコラボレーションによるNFTコレクションを発表している。
Gapは同NFTにオープンソースブロックチェーンのTezosを採用した理由について、Tezosがエネルギー効率の高いアプローチで最小限のエネルギー消費と低いカーボンフットプリント運用が可能であることを挙げている。Tezosはマイニングを必要としないLiquid Proof of Stake(LPoS)コンセンサスアルゴリズムによるデータ処理が特徴だ。
Brandon Sines氏は、代表作のオリジナルキャラクター「Frank Ape」が、60周年を迎えたソロモン・R・グッゲンハイム美術館で記念アートとしてフィーチャーされるなどニューヨークを拠点に活動するグラフィックアーティスト。Gapはプレスリリースの中で、コミュニティ、創造性、自己表現といったポジティブで平等な価値観を中核とするSines氏の芸術が、Gapがもつ現代アメリカの楽観主義の概念と一致するとしている。
Gapの限定コラボNFTは、4つのレベルに分かれており、最初に「Commo(コモン)」が2XTZで、日本時間の14日午前2時から16日午前1時59分まで販売される。そのあと段階的に「Rare(レア)」「Epic(エピック)」「One of a Kind(ワンオブアカインド)」が準備されており、「Rare」は6XTZ、「Epic」が100XTZで、「One of a Kind」については、1月24日(現地時間)にオークションで販売されるという。さらに、「Common」と「Rare」を取得すると、Brandon Sines氏による限定デジタルアートと「Gap x Frank Ape by Sines」のパーカーを購入できる企画も用意されている。
Gapは、デジタル主導の世界で顧客の動向を探求するとともに、地球にやさしいブロックチェーン技術が解放する新たな可能性に期待を寄せていると言及。今後も多くのカルチャーシェイパーと呼ばれる文化のトレンドを先導するアーティストらとのコラボを計画しているという。
【関連記事】暗号資産テゾスとは?
【参照記事】Gap Launches Gamified Collectible NFT Experience to Activate Community, Creativity and Self-Expressi | Gap Inc.
仮想通貨取引を始めるなら

HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチーム

最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチーム (全て見る)
- bitbank、ザ・サンドボックス(SAND)取扱いを開始 - 2023年1月25日
- bitbank、フレア(FLR)の取扱い開始へ - 2023年1月11日
- SBI VCトレード、「ステーキングサービス」に3銘柄を追加 - 2023年1月4日
- 【暗号資産初心者向け】SBI VCトレードでビットコイン投資を始める方法:入金~ビットコイン購入編 - 2022年12月23日
- 【初心者向け】SBI VCトレード(新VCTRADE)で暗号資産投資を始める方法:口座開設編 - 2022年12月22日