コインチェック株式会社は1月9日、世界初の試み(2020年1月9日現在、同社調べ)として、Liskを対象としたステーキングサービス(β版)の提供を開始した。同サービスは、実証実験の一貫として行い、Coincheckの「取引アカウント」等でLiskを保有するユーザーにステーキングによって同社が受領した報酬を付与する。
ステーキングとは、対象となる仮想通貨を保有しながらブロックチェーンのオペレーションをサポートすることにより、報酬を受領する仕組みだ。キャピタルゲインが中心であった仮想通貨投資において、インカムゲインが期待できるとして注目を集めており、2019年には海外の大手仮想通貨取引所が次々とステーキングサービスの提供を開始している。
今回提供されるサービスでは、①対象期間にCoincheckの「取引アカウント」にて1日あたり平均10LSK以上保有している、もしくは「貸仮想通貨アカウント」にて貸出中でないLSKを1日あたり平均10LSK以上保有している、②付与実施時点でアカウントが通常通り利用できる状態となっている、ことの2つが条件となる。付与は毎週水曜に行われ、報酬として受領したLSKから手数料を差し引き、ユーザーのLSK保有量に応じてLiskが付与される。
コインチェックでは、同サービスの提供を通じて、ユーザーに仮想通貨投資における新たな価値を提供するとともに、ブロックチェーンネットワークの更なる発展と、セキュリティの向上に貢献していく狙いだ。
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【参照記事】【世界初】Liskのステーキングサービス(β版)の提供を開始 ~ 仮想通貨を保有するだけで資産が増えるという新たな価値を提供し、ブロックチェーンネットワークの更なる発展へも貢献 ~
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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